緊急事態宣言発令中の小平教会の対応について
小平教会主任司祭
小池亮太
小平教会のミサに参加されている皆さま
+主の平和
今年1月に続き、4月25日に三回目の緊急事態宣言が発令され、小平教会のミサは中止となりました。当初、期限は5月11日まででしたが、5月31日まで延長され、さらに再延長されて6月20日までとなり、ミサを再開したのは6月26日のことでした。ミサを祝えるようになったことを喜び合ったのも束の間、政府は四回目の緊急事態宣言を7月12日から8月22日までの期限で発令することを発表しました。
小平教会の方針は、今まで「緊急事態宣言発令中は、主日のミサと聖体拝領を中止する」というものでしたが、今後は「緊急事態宣言発令中でも主日のミサと聖体拝領は継続する」と変更しましたので、お知らせいたします。
方針を変更することにした理由は、以下のとおりです。
- 重症化するリスクのある方で希望者には、ワクチンがほぼ行き渡っている。
- 今後、希望する人へのワクチン接種が順調に進んでいくと予測できる。
- 感染力の強い変異株が広がった前回の緊急事態宣言発令中、ミサを継続していた東京教区の教会でクラスターが一度も起きていない。
- 小平教会の施設、また、一人ひとりが、慎重かつ十分な感染症対策をしている。
- 今回の発令については、内容・制限が次のようになっている。
ⅰ. 緊急事態宣言発令中にも関わらず、オリンピックを開催する。
ⅱ. デパートや映画館など大規模施設への休業要請は実施しない。
ⅲ. 人数などの制限はあるものの、イベント開催は可能とする。
なお、小平教会の方針を「緊急事態宣言発令中でも主日のミサと聖体拝領は継続する」というものに変更しますが、以下のことにご留意くださいますようお願いいたします。
- 信徒の居住地域で大規模クラスターが起きた場合には、主日のミサと聖体拝領を中止します。
- 東京教区の全信徒は、主日のミサにあずかる義務を免除されています。
保健所から「濃厚接触者」として連絡を受けた方、体調に不安のある方、様々な理由からご自身でミサ参加を控えることを選んだ方、ご家族がミサ参加に懸念を表明された方は、ご自宅でお祈りください。
<主日のミサ参加について>の確認です。
・小平教会発行のIDカードを持っている方がミサに参加できます。
※ ミサには、IDカードを忘れずにお持ちください。
・日曜日の聖堂でのミサ参加には、年齢制限があります。
【土曜日 18:00】聖堂:制限なし/マリアホール:使用不可
【日曜日 9:30】聖堂:〜74歳/マリアホール:制限なし
【日曜日 11:00】聖堂:65歳〜/マリアホール:制限なし
・ 聖堂、および、マリアホールでの聖体拝領の直前には、手指消毒をお願いします。
・ ミサの前後、特に聖堂内では三密を避け、会話は最小限にしてください。
<主日の聖体拝領について>の確認です。
・小平教会発行のIDカードを持っている方が御聖体を拝領できます。
※ 聖体拝領には、IDカードを忘れずにお持ちください。
・毎月第二・第四日曜日の16:00〜17:00に聖堂で聖体拝領ができます。
※ 東京教区の行事や突発的な事由により、中止になることがあります。
・聖堂で沈黙のうちに祈り、心の準備ができましたら、祭壇の前にお進みください。
司祭と共に拝領前の祈りを唱えた後、御聖体を拝領します。
今後、緊急事態宣言の発令・解除に関わらず継続していく主日のミサの中で、さまざまな困難の中で昼夜を問わず尽力されている医療従事者の方々の上に常に神の守りと助けがあるように、心を合わせて祈りましょう。