小平教会のあゆみ

定礎石
定礎石(聖堂入口)

”PAX ET SALUS HUIC LOCO ET HABITANTIBUS IN EO/この地とここに住む人々の上に平安と救いがありますように 聖マリアに捧ぐ 小平 磯野”

1953年頃、20人くらいの信者が磯野さんの家の応接間に集まり、気候の良い時には庭の芝生に天幕を張ってミサが捧げられるようになってから2年ほど経った時、ナーベルフェルト神父(神言会)が敷地にあった納屋を聖堂として使わせてもらえないかと言ったところ、「それならば聖堂を新しく建てましょう」ということになりました。

磯野氏とナーベルフェルト神父
磯野氏とナーベルフェルト神父の写真(記念誌『小平教会25年』より)

こうして、カルペンティール神父(ドミニコ会)が描いた十字架の道行きが飾られ、鐘楼にはナーベルフェルト神父がドイツから取り寄せて寄付してくださった鐘が掛けられた聖堂が1955年に吉祥寺教会の分教会として献堂されました。聖堂に続き、幼稚園と司祭館も完成しましたが、土地と建物はすべて磯野さんからの寄贈によるものでした。

カトリック小平教会の初代聖堂:1955年7月10日献堂
初代聖堂:1955年7月10日献堂
聖堂と田園風景
緑に囲まれた聖堂
1955年:土井辰雄大司教による聖堂祝別
土井辰雄大司教による聖堂祝別
カトリック小平教会の初代聖堂の祭壇
初代聖堂の祭壇
サンタマリア幼稚園
1956年6月:小平市で2か所目の幼稚園となる「サンタマリア幼稚園」が開園。2000年3月に閉園するまでたくさんの子供たちが巣立っていった
【25年誌より】旧園舎
閉園後、旧園舎は信徒会館として信徒の皆さんにより親しまれ、親睦の場となっていた(記念誌『小平教会25年』より)

1957年に吉祥寺教会の分教会から小教区として独立した小平教会は、郊外に移り住む人が多くなって、ミサに集まる人が聖堂に入りきれなくなると「もっと大きな聖堂を」と建設積立献金が始まり、1975年に現在の聖堂が献堂され、現在も大切に使われています。

出典:小池亮太(2020)「全国の司祭館からこんにちは!」『家庭の友 11月号』サンパウロ 18-19

1975年12月7日献堂の小平教会
現在の聖堂:1975年12月7日献堂
1975年12月7日献堂の小平教会
奥は旧司祭館(記念誌『50年のあゆみ』より)
聖画「十字架の道行き」が飾られた聖堂
聖画「十字架の道行」が両側に飾られた聖堂内部
2017年:リニューアルしたサイン
東京街道に面した看板
サンタマリア幼稚園の跡地に改築された信徒会館と司祭館
2017年:幼稚園の跡地に改築されたサンタマリア館(信徒会館と司祭館)
司祭館のあった場所(聖堂北側)は、駐車場として整備された
同年:司祭館のあった聖堂北側は、駐車場として整備された

カトリック小平教会

〒187-0001
東京都小平市大沼町2-32-10

  • Tel : 042-343-9981
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 西武バス[武21]武蔵小金井駅行
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