ぜひ一度、日曜日のミサに参加してみてください。
新しい場所や知らない人の集まりに足を踏み入れるのは不安もあるかも知れませんが、小平教会はいつでも新しい方のミサへの参加を歓迎しています。分からないことなどがありましたら、集まっている人にどうぞお声かけください。このページは、カトリック教会に行ってみようかと考えている方への簡単なご案内です。
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教会とは何ですか?
多くの人々は「教会」と聞くと、屋根に十字架のついた建物を思い浮かべますが、「教会」という言葉は「集会」や「呼び出された者たち」という意味のギリシア語に由来します。つまり、「教会」とは、建物ではなく、「『イエスはキリスト(救い主)である』と信じている人たちの集まり」のことなのです。
カトリック教会とは何ですか?
「カトリック」とは「普遍の」という意味で、「カトリック教会」とは「言語や生活様式、歴史や価値観、人種や国家を超えて世界に広がり、教皇(ローマの司教)を中心にして一致する教会」です。
全世界に約12億人の信者がいるカトリック教会の基本的な単位は「司教区」です。日本には16の「司教区」があり、東京都と千葉県は菊地功大司教を中心とする「カトリック東京大司教区」になります。東京大司教区には、小平教会を含む約80箇所の小教区(教会)があります。
ミサとは何ですか?
十字架上の死の前夜、イエスは十二人の弟子たちと過越の食事を共にしました。「最後の晩餐」と呼ばれるこの出来事がミサの起源です。
イエスは最後の晩餐の中で、パンを取り「これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される私のからだである」と言い、また、ぶどう酒の入った杯を取り「これを取って飲みなさい。これは私の血の杯、あなたがたのために流される新しい契約の血である」と言い、「これを私の記念として行いなさい」と弟子たちに命じました。カトリック教会は、このイエスの言葉を守り、今もミサを祝い続けています。
ミサは、神のことばを聴く「ことばの典礼」と、最後の晩餐とイエスの死と復活を記念する「感謝の典礼」という二つの部分で構成されています。カトリック信者は、「感謝の典礼」の中で聖別された〈聖体〉と呼ばれるパンを拝領して、信仰をもって日々を生きるための糧としています。
ミサはいつ祝われていますか?
ミサは日曜日に祝われます。日曜日は、イエスが復活して弟子たちに現れたので「主日(主の日)」と呼ばれ、信者はミサに集まってイエスの死と復活を記念します。
また、小平教会は、日曜日のミサに来られない人のために、水曜、金曜、土曜日にもミサがあります。
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ミサは誰でも参加できるのですか?
誰でもミサに参加し、共に神のことばを聴き、心を合わせて祈ることができます。
ただし、まだカトリックの洗礼を受けていない方は、ミサ中に信者が拝領する〈聖体〉と呼ばれるパンを受け取ることはできません。
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聖堂内を撮影してもいいですか?
聖堂内には、信者が大切にしている〈聖体〉が安置されており、ミサや結婚式、葬儀などが行われる〈祈りの空間〉です。このような特別な場所ですので、聖堂内の写真や動画の撮影はご遠慮ください。
※ 主任司祭の許可を得ている場合は除きます。
聖堂は自由に入れますか?
平日は朝7時くらいから日没くらいまで、聖堂に自由に入って祈ることができます。
〈聖体〉が安置されている〈祈りの場〉ですので、聖堂内ではお静かに願います。
また、結婚式や葬儀などが執り行われている時は、聖堂に入ることはお控えください。 諸事情により施錠されている場合があります。あらかじめご了承ください。