日本政府の緊急事態宣言の再々発令を受けて【ミサと聖体拝領の中止のお知らせ】
小平教会主任司祭
小池亮太
小平教会の皆さまへ
4月23日夜、日本政府は4月25日から5月11日までの期間、東京・大阪・兵庫・京都の4都府県を対象に、緊急事態宣言を再々発令しました。
東京都が発表する新規感染者数より、現実は多くの新規感染者、変異株感染者がいると考えられています。そして、専門家は「都内のほぼすべての感染が変異株に入れ代わると、2週間後には新規陽性者数が2000人を超える」と推計しています。また、「流行の主体が変異株に移りつつあり、爆発的な感染拡大への厳重な警戒が必要だ」と呼びかけており、「従来株よりも変異株によって若い世代の重症化リスクが高まることも懸念される」とも指摘しています。
再々発令を受けて菊地大司教から発表された文書には、聖堂中での感染症対策を徹底するようにとの要請はありましたが、ミサを中止にするようにとの指示はありませんでした。しかし、数字に現れていない感染者の数や専門家の指摘などを勘案して、小平教会の〈ミサ〉と〈聖体拝領〉は、宣言が解除されるまで中止とします。
※再開予定日
〈ミサ〉5月15日(土)•16日(日)【主の昇天•祭日】
〈聖体拝領〉5月23日(日)【聖霊降臨•祭日】
一人ひとりの命を守るため、医療提供体制を逼迫させないために、心の飢え渇きを伴うとしても私たちは緊急事態宣言が解除されるまで、〈ミサ〉と〈聖体拝領〉を自粛しましょう。
そして、「感染しない・感染させない」ために、細心の注意を払って日々を過ごしてまいりましょう。
また、出口が見えないまま、感染した方のために昼夜を問わず尽力されている医療従事者の方々を、あわれみ深い神が守ってくださるように心を合わせて祈りましょう。